More Magic - Touch of Class / 思いがけない掘り出し物!モニーク・ステインとデュエットで歌うAll I Ask of You

なんだか前回の更新から随分と経ってしまった様な気がしますが、急激に暑くなってきましたね!

ここ数年はお決まりのパターンの様になってきましたが、梅雨明けが発表された直後から全国各地で豪雨が続いたりと、天候も予測しにくい、新型コロナの数も増加傾向で夏休み目前だと言うのに出掛けるのも躊躇してしまう…

家に籠城を決め込んだら、映画や音楽にでも浸って過ごしましょう(笑)

さて、本日紹介するCDはこちら!


南アフリカで活動するTouch of Classと言う2人組の歌手ですが、アメリカで活動する同じ名前の黒人のグループがいるのでちょっと紛らわしい。

断然後者の方が有名ですが。。。

何度かLexus Classicsにも出演しているので、日本でも多少…名前くらいは知っていると言う方もいるかもしれませんが、ほとんどカバー曲を歌うクロスオーバー歌手なので、収録曲自体は超有名な名曲が多いです。

今回こちらのCDを買ったのは、実はアミラ・ウィルハーフンが歌うBarcelonaが収録されているので、そちらが本来の目的だったのですが、侮るなかれ。

結構良い声で歌うんですよ!

まあ、当然と言えば当然かもしれませんが(笑)

南アフリカって日本ではあまりピンとこないかもしれませんが、クラシックからポップスまであまり名は知られていなくても、結構レベルの高いアーティストがゴロゴロいる国なので無視できない。


そうですね、超有名どころで誰でも聞いた事があるだろう曲を挙げれば、4トラック目のHotel California、特に8トラックのBohemian Rhapsodyと12トラックのUnchained Melody辺りは、地球人なら知らないわけがないでしょ!(笑)

しかし今回は思いがけない掘り出し物を引いたのでご紹介したい。

11トラック目に収録されているAll I Ask of Youだ!

ご存知の通り、ロイド=ウェバーThe Phantom of The Opera(オペラ座の怪人)の挿入歌の1つで、1幕目の〆にラウルとクリスティーヌがデュエットで歌う、非常に美しいラブソング。

この歌を、Touch of Classのルハン・デュ・トワと、同じく南アフリカの歌手モニーク・ステインがデュエットしている。

劇中のクリスティーヌは16歳の設定なので、若い歌手の少女の様な歌声こそ正統と言えそうですが、モニークは40代なので当然そんな声は出ない。

じゃあダメなのかと言うとそうではない。

ポップスアレンジになっている事もあるが、成熟した女性の、色っぽく、迫力のある歌声との相性が意外なほど良い。

同じ歌なのに、実に大人向けでムードがある。

オペラ座の怪人25周年記念公演の舞台で歌ったシエラ・ボーゲスも当時30歳と、クリスティーヌ役にしては少々歳ではあるものの、透き通った声で歌ってみせたし、若かりし頃に初代クリスティーヌを舞台で演じたサラ・ブライトマンや、2004年の映画版で歌った当時16歳のエミー・ロッサムがベストだと思っているなら、是非一味違った印象のAll I Ask of Youを聴いてみてほしい!

YouTube - Touch of Class公式チャンネルより


アーティスト:Touch of Class
タイトル:More Magic

収録曲リスト
1.I'd do anything for love ft.Carlé Weber
2.Danny Boy
3.House of the rising sun
4.Hotel California
5.In the ghetto
6.Fall on me with KevinLeo
7.Delilah
8.Bohemian Rhapsody
9.To love somebody
10.The winner takes it all
11.All I ask of you with Monique Steyn
12.Unchained Melody
13.Without you
14.Barcelona with Amira Willighagen
15.Vergeet my nie vanaf

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