以前、アンナ・ネトレプコのアルバムを紹介した際にも少しお話しましたが、今日紹介するのはラトヴィア出身のオペラ歌手、エリーナ・ガランチャ(Elīna Garanča)のアルバム。
クリスマス向けの聖歌がたっぷり収録されたMeditationです。
エリーナ・ガランチャはメゾソプラノ歌手で、歌声、歌唱力はもちろんの事、声量にも定評がある。
両親共に音楽家と言う家系に生まれ、将来の決まったサラブレットの様な方です。
幼い頃に父親の指揮する合唱団に所属していたそうですが、他者を圧倒する声量が仇となり「ソリストではないのだから、大きな声で歌ってはいかん」と注意を受けたと言う逸話がある。
現在は文句なしの誰もが認めるソリストとして活躍しており、オペラの舞台でも数々の大役をこなしてきたトップ歌手の一人。
ちなみに、実際の舞台映像をご覧になればわかる通り、約180cmと言うかなりの高身長で、男役も演じた事があるほど。
ステージ栄えする美しさ、同時にカッコイイと言うヴィジュアル面でも恵まれた歌手であり、文句の付けようがない(笑)
こちらの収録曲はオペラ集とは言っても、クリスマスソングでメジャーなところが多いのでポップスしか聴かない人でも知っている様な曲ばかりではないだろうか。
作曲家違いで複数のAve Mariaが入っているのは、少し前にアンドレア・ボチェッリのアルバムでも説明した通り。
その他、原題でフランス語などの表記になっているので気付き難いかもしれないが、ポップスカバーでも超メジャーなO Holy Nightなども含まれている。
ポップスアレンジしか聴いた事がない人は、是非クラシックで一度聴いてみてほしい。
YouTube - Elina Garanca公式チャンネルより
アーティスト：Elīna Garanča
タイトル：Meditation
収録曲リスト
1.Sanctus
2.Repentir(O Divine Redeemer)
3.Dievaines
4.Regina coeli laetare
5.Ave Maria
6.Ave Maria
7.Laudate Dominum
8.Agnus Dei
9.Salve Regina
10.Cantique de Noël(O Holy Night)
11.Dusi dusi
12.Paldies tev vēlā saule
13.Miserere
14.Ave Maria
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