本日紹介するCDは、世界的知名度を誇る歌姫、サラ・ブライトマンのベストアルバム。
Greatest Hitsだ!
先日、ちょっと衝撃的な事がありました。
日本でのコンサートもやってるし、去年末など、紅白歌合戦に元X-JapanのYOSHIKIとコラボで出演してMiracleを歌っているので、若年層でもサラ・ブライトマンを知らないと言う人は比較的少ない。
…が、20代の子と話をしていたら、サラ・ブライトマンが外国の有名な歌手だって事は認識していても、一体何者なのか知らないと言う人が結構多い(笑)
前回Timelessを紹介した際に、伝説的元ミュージカル女優であり、世界的クロスオーバーブームの先駆者だとはお伝えしましたが、そもそも何者なのか知らないと言う層があまりにも多いので、改めて簡単にご説明しましょう。
2004年に公開された、ジェラルド・バトラーとエミー・ロッサム主演のミュージカル映画「オペラ座の怪人(The Phantom of The Opera)」は、ミュージカル映画史上最大級のヒットを記録し、オペラ座の怪人凄く良かったね~!って言う若者も多いが、ふと気付く事があるでしょう?
超有名なオペラ座の怪人のテーマって、2004年の映画が登場する遥か昔から知っている人が多いはずだ。
それも、ストーリーまで知らなくても、あの仰々しいテーマ曲がオペラ座の怪人だと認識している人は多い。
それもそのはず、元は100年以上前に書かれた小説が原作で、単なるホラー映画やドラマから、いくつかのミュージカルなど、数多くの作品が公開されてきたが、その中でも圧倒的知名度を誇るのが、1986年にアンドリュー・ロイド=ウェバーがまとめたミュージカル。日本では、劇団四季の舞台でも有名だ。
そして、その初公演となるロンドンの舞台で、クリスティーヌ・ダーエ役を演じたのがサラ・ブライトマンである。
ちなみに、この1986年版を手掛けた作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーは、サラ・ブライトマンの元夫である。
これ以前からも有名であったが、この舞台を機に世界的に知られる様になり、1990年代に入ってからはソロシンガーとして活動を始める。
本日紹介するGreatest Hitsのアルバムは、お約束だが歌詞カードなどは入っていない(笑)
CDは2枚組となり、ベストアルバムなのでどちらもハズレなしの名曲がギッシリだ。
SymphonyやHaremなどをはじめ、子供でも知っている曲としては、映画ポケットモンスター(映画の内容は知らないが(笑)の主題歌にも採用されたI Will Be With Youなど。
2枚目のディスクでは、世界的大ヒットを飛ばした伝説的なレパートリーで構成され、1トラック目からThe Phantom of The Opera、2トラック目にはTime to Say Goodbyeとアクセル全開である。
Ave Maria(シューベルト)もサラ・ブライトマンの有名なレパートリーの1つだし、締めにはアンドリュー・ロイド=ウェバーの2曲が連続で、オペラ座の怪人よりMusic Of The Night、ラストにPie Jesuと言った感じ。
もちろん他の曲もタイトルを知らなくても、絶対聴いた事があるくらい有名なので、サラ・ブライトマンを普段聴かないと言う方でも、是非持っておいて損は無いアルバムに仕上がっている。
ちなみに、サラ・ブライトマンの何が凄いかと言うと、元ミュージカル女優であるだけに、圧倒的な表現力と言える。
本来なら、CDではなく映像で見て欲しいくらいだ。
多くのレパートリーは英語のみならず様々な言語で歌うので、イタリア語やドイツ語など、歌詞の内容が何を言ってるのかわからないって場合でも、表情だけでそれがどんな歌なのか直感的に認識出来ると言うのは凄い事だと思う。
以下に、当時ファントム役を演じたマイケル・クロフォードとデュエットで歌う、All I Ask of You(The Phantom of The Operaより)を紹介しておきます。
二人の表情に注目して欲しい。
歌に於ける表現力がどれくらい重要か良くわかる例ではないでしょうか。
格好付けず、どストレートな歌詞でも共感し、感動出来る最強のラブソングを是非。
All I Ask of You (Crawford and Brightman) - Royal Albert Hall | The Phantom of the Opera
YouTube - The Phantom of The Opera公式チャンネルより
アーティスト:Sarah Brightman
タイトル:Greatest Hits
収録曲リスト(CD1)
1.Angel
2.Symphony
3.Arrival
4.Harem
5.Eden
6.I Will Be With You(Where The Lost Ones Go)
7.What You Never Know
8.Venus And Mars
9.Whiter Shade Of Pale
10.Free
11.Hejo De La Luna(※)
12.I Believe in Father Christmas
13.B612
14.Deliver Me
15.Dust In The World
16.Scarborough Fair
17.The Second Element
18.She Doesn't See Him
19.Happy Christmas(War Is Over)
※11トラックは「Hijo De La Luna」を、公式がリスト上でスペルミスしている
収録曲リスト(CD2)
1.The Phantom Of The Opera
2.Time To Say Goodbye
3.Anytime, Anywhere
4.Who Wants To Live Forever
5.En Aranjues Con Tu Amor
6.Ave Maria
7.Stranger in Paradise
8.Just Show Me How To Love You
9.Tu Quieres Volver
10.Until The End Of Time
11.Storia D'Amore
12.In the Bleak Midwinter
13.Sarai Qui
14.Surrender
15.La Califfa
16.Don't Cry For Me Argentina
17.Love Change
18.Piano
19.Music Of The Night
20.Pie Jesu
Greatest Hitsだ!
先日、ちょっと衝撃的な事がありました。
日本でのコンサートもやってるし、去年末など、紅白歌合戦に元X-JapanのYOSHIKIとコラボで出演してMiracleを歌っているので、若年層でもサラ・ブライトマンを知らないと言う人は比較的少ない。
…が、20代の子と話をしていたら、サラ・ブライトマンが外国の有名な歌手だって事は認識していても、一体何者なのか知らないと言う人が結構多い(笑)
前回Timelessを紹介した際に、伝説的元ミュージカル女優であり、世界的クロスオーバーブームの先駆者だとはお伝えしましたが、そもそも何者なのか知らないと言う層があまりにも多いので、改めて簡単にご説明しましょう。
2004年に公開された、ジェラルド・バトラーとエミー・ロッサム主演のミュージカル映画「オペラ座の怪人(The Phantom of The Opera)」は、ミュージカル映画史上最大級のヒットを記録し、オペラ座の怪人凄く良かったね~!って言う若者も多いが、ふと気付く事があるでしょう?
超有名なオペラ座の怪人のテーマって、2004年の映画が登場する遥か昔から知っている人が多いはずだ。
それも、ストーリーまで知らなくても、あの仰々しいテーマ曲がオペラ座の怪人だと認識している人は多い。
それもそのはず、元は100年以上前に書かれた小説が原作で、単なるホラー映画やドラマから、いくつかのミュージカルなど、数多くの作品が公開されてきたが、その中でも圧倒的知名度を誇るのが、1986年にアンドリュー・ロイド=ウェバーがまとめたミュージカル。日本では、劇団四季の舞台でも有名だ。
ロンドン公演でのマイケル・クロフォードとサラ・ブライトマン |
そして、その初公演となるロンドンの舞台で、クリスティーヌ・ダーエ役を演じたのがサラ・ブライトマンである。
ちなみに、この1986年版を手掛けた作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーは、サラ・ブライトマンの元夫である。
これ以前からも有名であったが、この舞台を機に世界的に知られる様になり、1990年代に入ってからはソロシンガーとして活動を始める。
本日紹介するGreatest Hitsのアルバムは、お約束だが歌詞カードなどは入っていない(笑)
CDは2枚組となり、ベストアルバムなのでどちらもハズレなしの名曲がギッシリだ。
SymphonyやHaremなどをはじめ、子供でも知っている曲としては、映画ポケットモンスター(映画の内容は知らないが(笑)の主題歌にも採用されたI Will Be With Youなど。
2枚目のディスクでは、世界的大ヒットを飛ばした伝説的なレパートリーで構成され、1トラック目からThe Phantom of The Opera、2トラック目にはTime to Say Goodbyeとアクセル全開である。
Ave Maria(シューベルト)もサラ・ブライトマンの有名なレパートリーの1つだし、締めにはアンドリュー・ロイド=ウェバーの2曲が連続で、オペラ座の怪人よりMusic Of The Night、ラストにPie Jesuと言った感じ。
もちろん他の曲もタイトルを知らなくても、絶対聴いた事があるくらい有名なので、サラ・ブライトマンを普段聴かないと言う方でも、是非持っておいて損は無いアルバムに仕上がっている。
ちなみに、サラ・ブライトマンの何が凄いかと言うと、元ミュージカル女優であるだけに、圧倒的な表現力と言える。
本来なら、CDではなく映像で見て欲しいくらいだ。
多くのレパートリーは英語のみならず様々な言語で歌うので、イタリア語やドイツ語など、歌詞の内容が何を言ってるのかわからないって場合でも、表情だけでそれがどんな歌なのか直感的に認識出来ると言うのは凄い事だと思う。
以下に、当時ファントム役を演じたマイケル・クロフォードとデュエットで歌う、All I Ask of You(The Phantom of The Operaより)を紹介しておきます。
二人の表情に注目して欲しい。
歌に於ける表現力がどれくらい重要か良くわかる例ではないでしょうか。
格好付けず、どストレートな歌詞でも共感し、感動出来る最強のラブソングを是非。
All I Ask of You (Crawford and Brightman) - Royal Albert Hall | The Phantom of the Opera
YouTube - The Phantom of The Opera公式チャンネルより
アーティスト:Sarah Brightman
タイトル:Greatest Hits
収録曲リスト(CD1)
1.Angel
2.Symphony
3.Arrival
4.Harem
5.Eden
6.I Will Be With You(Where The Lost Ones Go)
7.What You Never Know
8.Venus And Mars
9.Whiter Shade Of Pale
10.Free
11.Hejo De La Luna(※)
12.I Believe in Father Christmas
13.B612
14.Deliver Me
15.Dust In The World
16.Scarborough Fair
17.The Second Element
18.She Doesn't See Him
19.Happy Christmas(War Is Over)
※11トラックは「Hijo De La Luna」を、公式がリスト上でスペルミスしている
収録曲リスト(CD2)
1.The Phantom Of The Opera
2.Time To Say Goodbye
3.Anytime, Anywhere
4.Who Wants To Live Forever
5.En Aranjues Con Tu Amor
6.Ave Maria
7.Stranger in Paradise
8.Just Show Me How To Love You
9.Tu Quieres Volver
10.Until The End Of Time
11.Storia D'Amore
12.In the Bleak Midwinter
13.Sarai Qui
14.Surrender
15.La Califfa
16.Don't Cry For Me Argentina
17.Love Change
18.Piano
19.Music Of The Night
20.Pie Jesu
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