最近はクラシックやオペラの紹介が多かったので、相反するヘヴィメタルを1つ紹介したい。
Black Sabbath(ブラック・サバス)
イギリス出身のメタルバンドで、1968年に結成され、2017年までの50年に渡り活動した長寿バンドだ。
結成から解散までの間、何度もメンバーの入れ替わりがあったが、解散時点でヴォーカルを務めていたのは、あのオジー・オズボーン。
また、ブラック・サバスを結成したのも、オジー・オズボーンである。
途中、酒癖の悪さなどを理由に脱退したり、戻ったりを繰り返し、最終的にはブラック・サバスのヴォーカルとして残り続けた形であるが、本人はソロ活動などで成功しているので、ブラック・サバス不在時でもオジー・オズボーンの名は一人歩きしていた程有名である。
このバンド、何が凄いかと言うと正確な情報ではないが、ヘヴィメタルの原点を築いたグループとして、後の音楽界に大きな影響を与えている。
どちらかと言うと、後にリリースされるParanoidの方が一般的には有名であるが、今回紹介するのはファーストアルバムとなる「BLACK SABBATH」だ。
音楽のテーマはシンプルに「恐怖」である。
見るからに仰々しいジャケットデザインに、嫌な予感しかしない。
中身もこんな調子なので、最初の一歩を踏み出すのに勇気が必要だ。
このアルバムがリリースされたのは1970年2月13日の金曜日と言われている。
若い子はいまいちピンとこないかもしれないが、30代以降ならちょっと違和感がないだろうか?
そうである。
CD-ROMが世に登場するのは1982年の事だ。(研究・開発は1965年頃から)
つまり、本来のオリジナルアルバムはレコードであり、こちらのCDアルバムは20年後の1990年にリマスターとしてリリースされたものである。
そう考えると、すっごい歴史を感じるアルバムである(笑)
このアルバムの収録曲の印象はどうかと言われると、やはり最近の音楽とは調子が異なるので、好き嫌いは分かれるところだろう。
単純に良いか悪いかと言うより、このアルバムで押さえておきたいのは、現在のハードロックやヘヴィメタルのルーツとも言える、激しく、歪んだ重いサウンドや、感情をぶちまける様な叫びにも似た歌詞、声を聴く事にある。
当時は、非常に斬新な音楽だったと言えるだろう。
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの中で、タイムスリップした先の1955年にJohnny B. Goodeを演奏した主人公マーティー・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が、ドン引きされるシーンがあるくらいだ。(Johnny B. Goode自体ではなく、後半の演奏でマーティーが暴走するシーンの話)
激しくギターを掻き鳴らし、歪んだ音を奏でるなど、なかなか受け入れられる時代ではなかったところに、新しい音楽のジャンルを開拓していったグループだと言える。
個人的に比較的受け入れやすくお勧め出来ると思うのは、トラック2のThe Wizardだが、バンド名とアルバムのタイトルトラックを担ったトラック1のBlack Sabbathは是非一度聴いておいた方が良い。
雨の音から始まり、突然始まる激しくも単調なイントロがやたらと長い。
おまけに、歌詞もとんでもなく単純で、感極まった様に突然助けを求めて叫び出す。
ジャンジャン掻き鳴らすのも後半に控えているので、なんじゃこりゃ!?と言ったインパクトは十分。
余談だが、歌詞が稚拙で、小学生以下の語学力で理解出来る物がヒットする傾向にあると言われているのだが、オジー・オズボーンの作った曲の平均値は極めて低く、中には世界一幼稚な歌詞のヒット曲として、小学生1年生以下のレベルだと言われているものが存在する(笑)
幼児向けの歌でもここまで酷くないと言われているくらいなので、逆に考えて作る方が難しいのではないかとさえ思うが…。
これは名誉なのか不名誉なのか、何もかもシンプルに、感じるままにテーマを作品化するカリスマ的存在かもしれない。
是非一度、聴いてみてくれ!
BLACK SABBATH - "Black Sabbath" (Official Video)
YouTube - Black Sabbath公式チャンネルより
アーティスト:Black Sabbath
タイトル:BLACK SABBATH
収録曲リスト
1.Black Sabbath
2.The Wizard
3.Behind The Wall Of Sleep
4.N.I.B.
5.Evil Woman
6.Sleeping Village
7.The Warning
8.Wicked World
Black Sabbath(ブラック・サバス)
イギリス出身のメタルバンドで、1968年に結成され、2017年までの50年に渡り活動した長寿バンドだ。
結成から解散までの間、何度もメンバーの入れ替わりがあったが、解散時点でヴォーカルを務めていたのは、あのオジー・オズボーン。
また、ブラック・サバスを結成したのも、オジー・オズボーンである。
途中、酒癖の悪さなどを理由に脱退したり、戻ったりを繰り返し、最終的にはブラック・サバスのヴォーカルとして残り続けた形であるが、本人はソロ活動などで成功しているので、ブラック・サバス不在時でもオジー・オズボーンの名は一人歩きしていた程有名である。
このバンド、何が凄いかと言うと正確な情報ではないが、ヘヴィメタルの原点を築いたグループとして、後の音楽界に大きな影響を与えている。
どちらかと言うと、後にリリースされるParanoidの方が一般的には有名であるが、今回紹介するのはファーストアルバムとなる「BLACK SABBATH」だ。
音楽のテーマはシンプルに「恐怖」である。
見るからに仰々しいジャケットデザインに、嫌な予感しかしない。
中身もこんな調子なので、最初の一歩を踏み出すのに勇気が必要だ。
このアルバムがリリースされたのは1970年2月13日の金曜日と言われている。
若い子はいまいちピンとこないかもしれないが、30代以降ならちょっと違和感がないだろうか?
そうである。
CD-ROMが世に登場するのは1982年の事だ。(研究・開発は1965年頃から)
つまり、本来のオリジナルアルバムはレコードであり、こちらのCDアルバムは20年後の1990年にリマスターとしてリリースされたものである。
そう考えると、すっごい歴史を感じるアルバムである(笑)
このアルバムの収録曲の印象はどうかと言われると、やはり最近の音楽とは調子が異なるので、好き嫌いは分かれるところだろう。
単純に良いか悪いかと言うより、このアルバムで押さえておきたいのは、現在のハードロックやヘヴィメタルのルーツとも言える、激しく、歪んだ重いサウンドや、感情をぶちまける様な叫びにも似た歌詞、声を聴く事にある。
当時は、非常に斬新な音楽だったと言えるだろう。
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの中で、タイムスリップした先の1955年にJohnny B. Goodeを演奏した主人公マーティー・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が、ドン引きされるシーンがあるくらいだ。(Johnny B. Goode自体ではなく、後半の演奏でマーティーが暴走するシーンの話)
激しくギターを掻き鳴らし、歪んだ音を奏でるなど、なかなか受け入れられる時代ではなかったところに、新しい音楽のジャンルを開拓していったグループだと言える。
個人的に比較的受け入れやすくお勧め出来ると思うのは、トラック2のThe Wizardだが、バンド名とアルバムのタイトルトラックを担ったトラック1のBlack Sabbathは是非一度聴いておいた方が良い。
雨の音から始まり、突然始まる激しくも単調なイントロがやたらと長い。
おまけに、歌詞もとんでもなく単純で、感極まった様に突然助けを求めて叫び出す。
ジャンジャン掻き鳴らすのも後半に控えているので、なんじゃこりゃ!?と言ったインパクトは十分。
余談だが、歌詞が稚拙で、小学生以下の語学力で理解出来る物がヒットする傾向にあると言われているのだが、オジー・オズボーンの作った曲の平均値は極めて低く、中には世界一幼稚な歌詞のヒット曲として、小学生1年生以下のレベルだと言われているものが存在する(笑)
幼児向けの歌でもここまで酷くないと言われているくらいなので、逆に考えて作る方が難しいのではないかとさえ思うが…。
これは名誉なのか不名誉なのか、何もかもシンプルに、感じるままにテーマを作品化するカリスマ的存在かもしれない。
是非一度、聴いてみてくれ!
BLACK SABBATH - "Black Sabbath" (Official Video)
YouTube - Black Sabbath公式チャンネルより
アーティスト:Black Sabbath
タイトル:BLACK SABBATH
収録曲リスト
1.Black Sabbath
2.The Wizard
3.Behind The Wall Of Sleep
4.N.I.B.
5.Evil Woman
6.Sleeping Village
7.The Warning
8.Wicked World
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