なかなかメジャーじゃないジャンルってありますけど、日本国内ではどうなんだろう?
ファドって聞いた事あります?
ポルトガルの民族音楽とでも言えばよいでしょうか。
とは言っても、あまりピンとこない人も多いと思いますが(笑)
物議を醸しそうなのであまり滅多な事は言えませんが、久保田早紀(現:久米小百合)のヒット曲「異邦人」ってありますよね?
あの曲、ちょっと独特の雰囲気がありますよね。
異邦人は非常に有名な曲ですが、原曲がファドの名曲の1つ「Maria Lisboa」だと言われており、実際に聴き比べてみると似ています。
似ているのは事実だけど、本場のファドって言うのはもっと、何て言うか、こう、力強さ、気持ちを込めた魂の歌って感じがします。
そう意味では、異邦人はファドをリスペクトしたポップスの域は出ないよねと言った感じ。
機会があれば聴き比べてみてください。
ファドシンガーとして知名度が高いアーティストでは、ファドの女王と呼ばれたアマリア・ロドリゲスやカルロス・ド・カルモ、比較的最近の若手ではアナ・モウラなど国際的に評価の高い歌手がおり、実際それなりの人数がいる。
と言うより、ポルトガルを中心に周辺の国では比較的メジャーなカテゴリになると思いますが、当然ながら民族歌謡と言う事もあり、ポルトガル以外の出身はあまり聞かないです。
本日紹介するのはその中の一人、ドゥルス・ポンテス(Dulce Pontes)と言う歌手だ。
ポンテスのCDって新品はもちろん、中古レコード屋さんでもそれなりにマニアックなお店に行かないとなかなか見掛ける事すら珍しく、稀に見付けても結構高価な価格設定が多い。
それどころか、本日紹介するこちらのPeregrinação(巡礼)と言うタイトルのCDなんですが、まさかの「ジャズ」のコーナーに置いてあった(笑)
念のため言っておきますが、曲調やリズムにしても、到底ジャズには聴こえないと思うのだが、とりあえず分類に迷ったらジャズのコーナーにぶっ込んでおけばOKみたいなノリだろうか。
でも、それなりに知名度はあるはずなんですよ。
過去にはNHKの番組でファドの紹介としてポンテスが登場している様ですし、あのアンドレア・ボチェッリとのデュエットなど、世界的な活躍もある大物歌手です。
彼女の場合は正統派のファドとは少し異なり、クラシックやポップスのテイストを織り込んだクロスオーバーになる。
特にデビューから年を重ねる毎にファドっぽさから離れている気がしなくもないが、このアルバムでは、やや原点方向に回帰が見られる感じだろうか。
圧倒的歌唱力。民族"歌謡"なんて言っても、これはカラオケなんかで歌おうとか、そう言った歌とはちょっと違う(笑)
この手の音楽になると、熱狂的な民族歌謡マニアも多いので、あまり下手な説明も出来ない感じですが、ポップスやロックしか聴かない人はもちろん、クラシック通でも一度聴いてみたらちょっと世界が広がりますよ!
ジャズなんかとも違った空間が広がると言うか、独特の雰囲気に浸れるオシャレミュージックですよ(笑)
中身は2枚組のCDで、レーベルデザインも羅針盤風ですげーカッコイイ!
綺麗なデザインですよね。色使いなど、ポルトガルのタイルっぽいですね(笑)
こいつをBGMに、午後のティータイムを。
収録曲は当然ながら知らない曲が多いと思いますが、ポルトガル語やスペイン語で書かれたタイトルが全22曲収録されています。
なかなか国内では入手が難しいCDですが、もし見付けたらなら、神秘的な歌から情熱的な歌まで、ファド・クロスオーバーのポンテスワールドを是非体験してみてください!
Dulce Pontes- "Nevoeiro"
YouTube - Dulce Pontes OndeiaMusica公式チャンネルより
アーティスト:Dulce Pontes
タイトル:Peregrinação
収録曲リスト(CD1:Nudez)
1.Meu amor sem Aranjuez
2.Grito
3.Nevoeiro
4.Va de Retro
5.Cancionero
6.Alfama
7.Cantiga da Roda
8.Canto do risco
9.Grândola Vila Morena
10.Ele é que me canta a mim
11.Bailados do Minho
収録曲リスト(CD2:Puertos de Abrigo)
1.Asturias
2.La Bohemia
3.María de Buenos Aires
4.Alfonsina y el Mar
5.Ay ondas que eu vin veer
6.Barro y Altura
7.Vamos Nina
8.Volver
9.La Leyenda del Tiempo
10.La peregrinación
11.7th Sky
ファドって聞いた事あります?
ポルトガルの民族音楽とでも言えばよいでしょうか。
とは言っても、あまりピンとこない人も多いと思いますが(笑)
物議を醸しそうなのであまり滅多な事は言えませんが、久保田早紀(現:久米小百合)のヒット曲「異邦人」ってありますよね?
あの曲、ちょっと独特の雰囲気がありますよね。
異邦人は非常に有名な曲ですが、原曲がファドの名曲の1つ「Maria Lisboa」だと言われており、実際に聴き比べてみると似ています。
似ているのは事実だけど、本場のファドって言うのはもっと、何て言うか、こう、力強さ、気持ちを込めた魂の歌って感じがします。
そう意味では、異邦人はファドをリスペクトしたポップスの域は出ないよねと言った感じ。
機会があれば聴き比べてみてください。
ファドシンガーとして知名度が高いアーティストでは、ファドの女王と呼ばれたアマリア・ロドリゲスやカルロス・ド・カルモ、比較的最近の若手ではアナ・モウラなど国際的に評価の高い歌手がおり、実際それなりの人数がいる。
と言うより、ポルトガルを中心に周辺の国では比較的メジャーなカテゴリになると思いますが、当然ながら民族歌謡と言う事もあり、ポルトガル以外の出身はあまり聞かないです。
本日紹介するのはその中の一人、ドゥルス・ポンテス(Dulce Pontes)と言う歌手だ。
ポンテスのCDって新品はもちろん、中古レコード屋さんでもそれなりにマニアックなお店に行かないとなかなか見掛ける事すら珍しく、稀に見付けても結構高価な価格設定が多い。
それどころか、本日紹介するこちらのPeregrinação(巡礼)と言うタイトルのCDなんですが、まさかの「ジャズ」のコーナーに置いてあった(笑)
念のため言っておきますが、曲調やリズムにしても、到底ジャズには聴こえないと思うのだが、とりあえず分類に迷ったらジャズのコーナーにぶっ込んでおけばOKみたいなノリだろうか。
でも、それなりに知名度はあるはずなんですよ。
過去にはNHKの番組でファドの紹介としてポンテスが登場している様ですし、あのアンドレア・ボチェッリとのデュエットなど、世界的な活躍もある大物歌手です。
彼女の場合は正統派のファドとは少し異なり、クラシックやポップスのテイストを織り込んだクロスオーバーになる。
特にデビューから年を重ねる毎にファドっぽさから離れている気がしなくもないが、このアルバムでは、やや原点方向に回帰が見られる感じだろうか。
圧倒的歌唱力。民族"歌謡"なんて言っても、これはカラオケなんかで歌おうとか、そう言った歌とはちょっと違う(笑)
この手の音楽になると、熱狂的な民族歌謡マニアも多いので、あまり下手な説明も出来ない感じですが、ポップスやロックしか聴かない人はもちろん、クラシック通でも一度聴いてみたらちょっと世界が広がりますよ!
ジャズなんかとも違った空間が広がると言うか、独特の雰囲気に浸れるオシャレミュージックですよ(笑)
中身は2枚組のCDで、レーベルデザインも羅針盤風ですげーカッコイイ!
綺麗なデザインですよね。色使いなど、ポルトガルのタイルっぽいですね(笑)
こいつをBGMに、午後のティータイムを。
収録曲は当然ながら知らない曲が多いと思いますが、ポルトガル語やスペイン語で書かれたタイトルが全22曲収録されています。
なかなか国内では入手が難しいCDですが、もし見付けたらなら、神秘的な歌から情熱的な歌まで、ファド・クロスオーバーのポンテスワールドを是非体験してみてください!
Dulce Pontes- "Nevoeiro"
YouTube - Dulce Pontes OndeiaMusica公式チャンネルより
アーティスト:Dulce Pontes
タイトル:Peregrinação
収録曲リスト(CD1:Nudez)
1.Meu amor sem Aranjuez
2.Grito
3.Nevoeiro
4.Va de Retro
5.Cancionero
6.Alfama
7.Cantiga da Roda
8.Canto do risco
9.Grândola Vila Morena
10.Ele é que me canta a mim
11.Bailados do Minho
収録曲リスト(CD2:Puertos de Abrigo)
1.Asturias
2.La Bohemia
3.María de Buenos Aires
4.Alfonsina y el Mar
5.Ay ondas que eu vin veer
6.Barro y Altura
7.Vamos Nina
8.Volver
9.La Leyenda del Tiempo
10.La peregrinación
11.7th Sky
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