今日は音楽CDの紹介ではなく、映画のDVDから名曲を1つ紹介したい。
2004年に公開されたスウェーデンの映画で、私が好きな作品の中の1つ。
スウェーデンの映画と言っても、あまりイメージが湧かないかもしれないが、第77回 米国アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、世界中でも評価の高い映画だ。
スウェーデン語の原題はSå som i himmelen(英題AS IT IS IN HEAVEN)と言う作品で、そのまま訳せば「天国のように」ないしは「天国にいるように」と言った意味となるが、後の日本語版では「歓びを歌にのせて」と言う邦題になっている。
この映画は、音楽と愛をテーマにした作品。
主人公のダニエルは一流の音楽家であったが、病が原因で第一線を退き、故郷の村へ帰ってのんびり暮らそうと言うところから始まる。
幼少期に酷い虐めを受けている経験から、他人に心を開かないダニエルだが、後に村にある教会の、問題だらけの聖歌隊の指導を請け負う事になり、音楽を通じて自分の、そしてみんなの心を開いていくと言うストーリー。
詳しいストーリーや結末は映画を見てもらうとして、メインキャストには主人公ダニエルを演じるスウェーデンの俳優ミカエル・ニクヴィスト、ヒロインのレナを演じる、同じくスウェーデンの女優フリーダ・ハルグレン。
そしてもう一人、ガブリエラと言う女性が登場するが、このガブリエラを演じるのが、スウェーデンの歌手ヘレン・ヒョホルム(Helen Sjöholm)だ。
パッケージでは、手前でヴァイオリンを弾くダニエルの後ろに写っている女性が、ガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム)であるが、前述した通り、劇中でのメインヒロインではない。
劇中ではいくつかの歌が登場するが、付属のCDに主な曲がサウンドトラックとして収録されている。
トラック1に収録のタイトル「アメージング・グレイス」は説明不要の世界で一番歌われていると言われる讃美歌Amazing Graceの事で、日本国内ではかつてドラマ「白い巨塔」に採用されたり、日本で最も売れたクラシカル・クロスオーバーと言われる、本田 美奈子のアメイジング・グレイス(日本語歌詞)などで良く知られる。
トラック2に収録されているのが、本作品のヒロインである、レナの歌として登場する曲だが、この曲の知名度は低い。
この作品の中で最も有名なのは、ガブリエラが歌う「Gabriellas Sång(英:Gabriella's Song)」と言う曲で、その名の通り「ガブリエラの歌」として良く知られているのですが、この付属のCDでは映画の邦題に合わせて「歓びを歌にのせて」と記載されている。
この曲は、劇中で主人公ダニエルが、ガブリエラのために作詞・作曲した歌で、当然ながらスウェーデン語の歌詞となるが、和訳の意味としては、ややネガティブな言葉が並んだ後に、夢や希望、生きる事の意味、歓び、無意味な人生などない、胸を張って生きろと言った強いメッセージ、人生観を表現した、非常に美しい歌である。
この歌は劇中の中盤辺りで登場するが、感情を爆発させたかの様にやや荒々しく、力強く歌うシーンだ。
再びエンディングのスタッフロールに合わせて同曲が流れるが、こちらはスタジオレコーディングされたものが流れる。
結末を見た上で、最後にこの曲を聴いて完成する作品となっている印象だ。
尚、この曲は映画の公開後、何人かのクロスオーバー歌手がカバーしており、映画を知らなくても歌は知っていると言う程有名な曲です。
中でも、2018年のレクサス・クラシックスでGabriella's Songを歌ったソプラノ歌手、アミラ・ウィルハーフンのパフォーマンスは非常に優れている。
あの観客の反応がシビアなレクサス・クラシックスで、スタンディングオベーションを受けるなど高い評価を受けているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
それ程マイナーな作品ではないので、レンタル店にも普通に置いてある事が多いです。
収録曲も素晴らしいですが、映画の内容も非常に感動的なので、是非一度ご覧になってください。
Gabriellas sång
YouTube - Helen Sjöholm Topicより
キャスト:Mikael Nyqvist / Frida Hallgren / Helen Sjöholm etc.
タイトル:歓びを歌にのせて(As It Is In Heaven)
収録曲リスト(限定版付属CD)
1.アメージング・グレイス
2.フライ ウィズ ミー(レナの歌)
3.アズ イット イズ イン ヘブン
4.ガブリエラのピアノ
5.歓びを歌にのせて(スウェーデン収録バージョン)
2004年に公開されたスウェーデンの映画で、私が好きな作品の中の1つ。
スウェーデンの映画と言っても、あまりイメージが湧かないかもしれないが、第77回 米国アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、世界中でも評価の高い映画だ。
スウェーデン語の原題はSå som i himmelen(英題AS IT IS IN HEAVEN)と言う作品で、そのまま訳せば「天国のように」ないしは「天国にいるように」と言った意味となるが、後の日本語版では「歓びを歌にのせて」と言う邦題になっている。
この映画は、音楽と愛をテーマにした作品。
主人公のダニエルは一流の音楽家であったが、病が原因で第一線を退き、故郷の村へ帰ってのんびり暮らそうと言うところから始まる。
幼少期に酷い虐めを受けている経験から、他人に心を開かないダニエルだが、後に村にある教会の、問題だらけの聖歌隊の指導を請け負う事になり、音楽を通じて自分の、そしてみんなの心を開いていくと言うストーリー。
詳しいストーリーや結末は映画を見てもらうとして、メインキャストには主人公ダニエルを演じるスウェーデンの俳優ミカエル・ニクヴィスト、ヒロインのレナを演じる、同じくスウェーデンの女優フリーダ・ハルグレン。
そしてもう一人、ガブリエラと言う女性が登場するが、このガブリエラを演じるのが、スウェーデンの歌手ヘレン・ヒョホルム(Helen Sjöholm)だ。
パッケージでは、手前でヴァイオリンを弾くダニエルの後ろに写っている女性が、ガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム)であるが、前述した通り、劇中でのメインヒロインではない。
劇中ではいくつかの歌が登場するが、付属のCDに主な曲がサウンドトラックとして収録されている。
トラック1に収録のタイトル「アメージング・グレイス」は説明不要の世界で一番歌われていると言われる讃美歌Amazing Graceの事で、日本国内ではかつてドラマ「白い巨塔」に採用されたり、日本で最も売れたクラシカル・クロスオーバーと言われる、本田 美奈子のアメイジング・グレイス(日本語歌詞)などで良く知られる。
トラック2に収録されているのが、本作品のヒロインである、レナの歌として登場する曲だが、この曲の知名度は低い。
この作品の中で最も有名なのは、ガブリエラが歌う「Gabriellas Sång(英:Gabriella's Song)」と言う曲で、その名の通り「ガブリエラの歌」として良く知られているのですが、この付属のCDでは映画の邦題に合わせて「歓びを歌にのせて」と記載されている。
この曲は、劇中で主人公ダニエルが、ガブリエラのために作詞・作曲した歌で、当然ながらスウェーデン語の歌詞となるが、和訳の意味としては、ややネガティブな言葉が並んだ後に、夢や希望、生きる事の意味、歓び、無意味な人生などない、胸を張って生きろと言った強いメッセージ、人生観を表現した、非常に美しい歌である。
この歌は劇中の中盤辺りで登場するが、感情を爆発させたかの様にやや荒々しく、力強く歌うシーンだ。
再びエンディングのスタッフロールに合わせて同曲が流れるが、こちらはスタジオレコーディングされたものが流れる。
結末を見た上で、最後にこの曲を聴いて完成する作品となっている印象だ。
尚、この曲は映画の公開後、何人かのクロスオーバー歌手がカバーしており、映画を知らなくても歌は知っていると言う程有名な曲です。
Lexus Classics 2018 - Amira Willighagen |
中でも、2018年のレクサス・クラシックスでGabriella's Songを歌ったソプラノ歌手、アミラ・ウィルハーフンのパフォーマンスは非常に優れている。
あの観客の反応がシビアなレクサス・クラシックスで、スタンディングオベーションを受けるなど高い評価を受けているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
それ程マイナーな作品ではないので、レンタル店にも普通に置いてある事が多いです。
収録曲も素晴らしいですが、映画の内容も非常に感動的なので、是非一度ご覧になってください。
Gabriellas sång
YouTube - Helen Sjöholm Topicより
キャスト:Mikael Nyqvist / Frida Hallgren / Helen Sjöholm etc.
タイトル:歓びを歌にのせて(As It Is In Heaven)
収録曲リスト(限定版付属CD)
1.アメージング・グレイス
2.フライ ウィズ ミー(レナの歌)
3.アズ イット イズ イン ヘブン
4.ガブリエラのピアノ
5.歓びを歌にのせて(スウェーデン収録バージョン)
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