男女問わず、大体中学~高校生辺りで一度はハマる人も多い、ヴィジュアル系バンド。
私の世代ではX(X Japan)やLUNA SEA、GLAY、L'Arc~en~Ciel・・・
あと、シャ乱Qとかね!
何?シャ乱Qはヴィジュアル系バンドじゃない?(笑)
ちなみに、今時ではV系と言ってもそれなりに受け入れられている印象があるものの、一部ではヴィジュアル重視で歌は子供っぽくてイマイチと言ったネガティブな印象を持たれたりと、コアなロックファンからは毛嫌いされている側面があるのだけれど。
実際、L'Arc~en~Cielはテレビ番組の中でヴィジュアル系と紹介された事に怒り、以後の出演を断った事もあると言うくらい、V系バンドとして認識されているバンドグループでもV系と括られる事に不快感を示す者もいる。
対して、SOPHIAは後に「ヴィジュアル系を卒業します」的なメッセージを公にしているので、少なくともデビュー当時は自らをV系バンドと言う認識であった様にも思える。
ただ、分類が難しいんですよね。
ヴィジュアル系がヴィジュアルを重視すると言うのであれば、ほぼ全てのアイドルは"ヴィジュアル重視"だろ?とも思えるし、典型的なV系のイメージと言えば、派手な衣装やメイクと言った奇抜なグループが多い印象なので、そうでない場合は普通のロックバンドと何が違うのか?と疑問に思う事もある。
実際、私もV系と言うのはほぼ聴かないし、当時もSOPHIAがV系バンドと言う認識は全くなかったのだが、世間一般的にはSOPHIAはV系バンドと言う事らしい。
ただね、V系って見掛けは普通のロックバンドでも、どこか"雰囲気"的なものがある。
例えば、グループ名がそうであったり、歌のタイトルや歌詞がどこか独特。
歌い方も特徴的である場合が多い。
X Japanの様にメタル色の強いバンドもあるので、具体的な線引きがどこにあるのかはよくわからないのが正直なところだが、歌の方向性としては、主にロック・ポップスである。
さて、本日紹介したいのは、私の青春時代を代表するV系バンドの1つ、SOPHIA(ソフィア)
1995年にデビューしてから毎年全国ツアーを開催するなど、ライブパフォーマンスに定評あるバンド。
ヴォーカルの松岡 充(まつおか みつる)が超イケメンと話題にもなり、眉毛を細く剃ったり、髪形を真似たりしたものである(笑)
本当はインディーズ時代のアルバム「Sophia」から紹介したかったのだが、レア盤で高値買い取りなんて謳ってた時期があったので、お金の無かった若かりし頃に、金額に目が眩んで売り払ってしまったため、もう手元にはない(笑)
こちらはメジャーデビュー後の1st.アルバムとなる「little circus」だ。
デビュー間もない頃は人気もいまひとつだったが、当時大人気だったお笑いコンビのナインティナインの番組とタイアップして知名度が向上し、その後の売り上げが伸びた印象である。
直接的な実力は如何に?と疑問にも思うところだが、私達の世代が全盛期を過ぎたと感じた頃から新たな年齢層のファンに移行しているらしく、それなりに売れている様なのだ。
また、ライブで人気を博したと言うだけの事はあり、当時では珍しいライブ主体で、長期に渡り一定数のファンを獲得し続けていた。
2000年代までにCDの売り上げは精々ベスト10入りと言ったところで、1位を獲得する様な売れ方は無かった様に思うが、それでも名曲と呼べる様なものも存在するので、単なるライブパフォーマーと言うわけではない。
収録曲をご覧になればわかる通り、デビュー間もない頃には歌のタイトルに「Lucifer」とか付けちゃう辺り、V系バンドっぽい(笑)
ちなみに、このLuciferについては特に触れる必要もないが、SOPHIAの優秀な評価点はカラオケに最適と言う辺りである。
覚え易いメロディーに、特段強烈なハイトーンなどをぶっ込んでくる事もなく、わりと地声に近いトーンで歌い易い、歌謡曲のお手本の様な作品が多い。
このアルバムにはカラオケでの定番のlittle cloudやポトスを始め、インディーズ時代に人気のあったBelieveを編曲して再リリースした物も収録されていたりする。
また、このアルバムに収録されている「 」と言うタイトルの曲は、同じくインディーズ時代にリリースしている人気曲Eternal Flameのイントロ部分をスローテンポで、囁く様な声で収録してあるが、後に「 」付きのタイトル(「Eternal Flame」)で再リリースする。
更に、SOPHIAの代表曲「街」がこのアルバムに収録されており、評判が良かったため、後にシングルカットして「街~Single Version~」として再リリースされたのは有名な話である。
そう言った意味では、後の名曲に繋がる「原型」の多く収録されたアルバムと言った感じで、SOPHIAを語る上ではとりあえず持っておきたい1枚ではないだろうか。
ただし、トイズファクトリー時代のCDは二度と出てこないので、中古でしか入手は出来ない。
数は限られるので、早い内に程度の良い物を見付ける事をお勧めする。
以下のリンクはインディーズ時代にリリースされたバージョンのBelieveを紹介。
インディーズのロックバンド特有の、アップテンポなリズムと軽いノリの歌い方がメジャーデビュー後のものとは大きく異なる点だが、古くからのファンにはこちらの方が人気がある印象。
個人的には、メジャーデビュー後の方が明らかに洗練されており好きだが。
SOPHIA - Believe
YouTubeのチャンネルより
アーティスト:SOPHIA
タイトル:little circus
収録曲リスト
1. CLIO
2. DANCE~tarantellaを華やかに~
3. Lucifer
4. float
5. little cloud
6. Chicken Heart
7. ポトス
8. Hungry life
9. Believe
10. 「 」
11. 街
12. CIRCUS
13. CLIO’S BLUE
私の世代ではX(X Japan)やLUNA SEA、GLAY、L'Arc~en~Ciel・・・
あと、シャ乱Qとかね!
何?シャ乱Qはヴィジュアル系バンドじゃない?(笑)
ちなみに、今時ではV系と言ってもそれなりに受け入れられている印象があるものの、一部ではヴィジュアル重視で歌は子供っぽくてイマイチと言ったネガティブな印象を持たれたりと、コアなロックファンからは毛嫌いされている側面があるのだけれど。
実際、L'Arc~en~Cielはテレビ番組の中でヴィジュアル系と紹介された事に怒り、以後の出演を断った事もあると言うくらい、V系バンドとして認識されているバンドグループでもV系と括られる事に不快感を示す者もいる。
対して、SOPHIAは後に「ヴィジュアル系を卒業します」的なメッセージを公にしているので、少なくともデビュー当時は自らをV系バンドと言う認識であった様にも思える。
ただ、分類が難しいんですよね。
ヴィジュアル系がヴィジュアルを重視すると言うのであれば、ほぼ全てのアイドルは"ヴィジュアル重視"だろ?とも思えるし、典型的なV系のイメージと言えば、派手な衣装やメイクと言った奇抜なグループが多い印象なので、そうでない場合は普通のロックバンドと何が違うのか?と疑問に思う事もある。
実際、私もV系と言うのはほぼ聴かないし、当時もSOPHIAがV系バンドと言う認識は全くなかったのだが、世間一般的にはSOPHIAはV系バンドと言う事らしい。
ただね、V系って見掛けは普通のロックバンドでも、どこか"雰囲気"的なものがある。
例えば、グループ名がそうであったり、歌のタイトルや歌詞がどこか独特。
歌い方も特徴的である場合が多い。
X Japanの様にメタル色の強いバンドもあるので、具体的な線引きがどこにあるのかはよくわからないのが正直なところだが、歌の方向性としては、主にロック・ポップスである。
さて、本日紹介したいのは、私の青春時代を代表するV系バンドの1つ、SOPHIA(ソフィア)
1995年にデビューしてから毎年全国ツアーを開催するなど、ライブパフォーマンスに定評あるバンド。
ヴォーカルの松岡 充(まつおか みつる)が超イケメンと話題にもなり、眉毛を細く剃ったり、髪形を真似たりしたものである(笑)
本当はインディーズ時代のアルバム「Sophia」から紹介したかったのだが、レア盤で高値買い取りなんて謳ってた時期があったので、お金の無かった若かりし頃に、金額に目が眩んで売り払ってしまったため、もう手元にはない(笑)
こちらはメジャーデビュー後の1st.アルバムとなる「little circus」だ。
デビュー間もない頃は人気もいまひとつだったが、当時大人気だったお笑いコンビのナインティナインの番組とタイアップして知名度が向上し、その後の売り上げが伸びた印象である。
直接的な実力は如何に?と疑問にも思うところだが、私達の世代が全盛期を過ぎたと感じた頃から新たな年齢層のファンに移行しているらしく、それなりに売れている様なのだ。
また、ライブで人気を博したと言うだけの事はあり、当時では珍しいライブ主体で、長期に渡り一定数のファンを獲得し続けていた。
2000年代までにCDの売り上げは精々ベスト10入りと言ったところで、1位を獲得する様な売れ方は無かった様に思うが、それでも名曲と呼べる様なものも存在するので、単なるライブパフォーマーと言うわけではない。
収録曲をご覧になればわかる通り、デビュー間もない頃には歌のタイトルに「Lucifer」とか付けちゃう辺り、V系バンドっぽい(笑)
ちなみに、このLuciferについては特に触れる必要もないが、SOPHIAの優秀な評価点はカラオケに最適と言う辺りである。
覚え易いメロディーに、特段強烈なハイトーンなどをぶっ込んでくる事もなく、わりと地声に近いトーンで歌い易い、歌謡曲のお手本の様な作品が多い。
このアルバムにはカラオケでの定番のlittle cloudやポトスを始め、インディーズ時代に人気のあったBelieveを編曲して再リリースした物も収録されていたりする。
また、このアルバムに収録されている「 」と言うタイトルの曲は、同じくインディーズ時代にリリースしている人気曲Eternal Flameのイントロ部分をスローテンポで、囁く様な声で収録してあるが、後に「 」付きのタイトル(「Eternal Flame」)で再リリースする。
更に、SOPHIAの代表曲「街」がこのアルバムに収録されており、評判が良かったため、後にシングルカットして「街~Single Version~」として再リリースされたのは有名な話である。
そう言った意味では、後の名曲に繋がる「原型」の多く収録されたアルバムと言った感じで、SOPHIAを語る上ではとりあえず持っておきたい1枚ではないだろうか。
ただし、トイズファクトリー時代のCDは二度と出てこないので、中古でしか入手は出来ない。
数は限られるので、早い内に程度の良い物を見付ける事をお勧めする。
以下のリンクはインディーズ時代にリリースされたバージョンのBelieveを紹介。
インディーズのロックバンド特有の、アップテンポなリズムと軽いノリの歌い方がメジャーデビュー後のものとは大きく異なる点だが、古くからのファンにはこちらの方が人気がある印象。
個人的には、メジャーデビュー後の方が明らかに洗練されており好きだが。
SOPHIA - Believe
YouTubeのチャンネルより
アーティスト:SOPHIA
タイトル:little circus
収録曲リスト
1. CLIO
2. DANCE~tarantellaを華やかに~
3. Lucifer
4. float
5. little cloud
6. Chicken Heart
7. ポトス
8. Hungry life
9. Believe
10. 「 」
11. 街
12. CIRCUS
13. CLIO’S BLUE
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